古くから日本人の健康を支える蜂の子

蜂の子の医療利用

日本では郷土料理の一つとして食べられている蜂の子は、高い栄養価をほこる食品です。この蜂の子は、中国では古くから漢方薬として利用されてきました。

今回は、漢方で利用されている蜂の子の効能について、医療の視点から説明します。まず、漢方薬の中では、上薬に位置する蜂の子は、副作用がない上に不老長寿を含めて効能が素晴らしいものとされてきました。美容や滋養食としても珍重されてきた蜂の子は、現代も漢方治療の一環として症状の改善に良いとされている疾病もあります。

その代表的な症状は、耳鳴りや難聴です。けれど、耳鳴りや難聴に悩まされている人が、実際に漢方系の薬局や漢方に強い病院で指導を受けるとすると、処方される薬はその症状が出る原因によります。ですから難聴の人が漢方薬局に行くと、必ず蜂の子が処方されているわけではないのです。

そもそも耳鳴りの原因は、ストレス性のものであったり、血行に問題がある場合であったりと、様々あります。漢方系の薬局では基本的に、その耳鳴りの原因の改善に働きかける薬が処方されます。ただし、処方された漢方薬と蜂の子を併用して摂取すると効果があがるといったケースもあります。

耳鳴りや難聴の症状改善に蜂の子を利用したい人は、まずは医師や薬局に相談してみましょう。医師の指導の元の利用であれば、医療費控除の対象にできる可能性もあります。もちろん、蜂の子がどんな耳鳴りにも効果があるわけではなく、体質や症状によっては効果のない場合もあることを理解しておくとよいでしょう。