
蜂の子には、女性の美肌づくりに必要な栄養素がバランス良く含まれています。 その一つがアミノ酸です。アミノ酸は、肌の最も外側の角層の中にある保湿因子(NMF)になる成分 です。
潤いのある肌は、このNMFと細胞間脂質のバランスが保たれ、角層が綺麗に整っています。 これに対して潤いが不足している肌は、NMFが不足していて角質細胞の潤いが減り、肌が乾燥している状態です。
肌の潤いが不足して乾燥してしまうと、古くなった角質を落とす役割があるタンパク質分解酵素の働きが低下し、角質が厚く積み重なった状態(角質肥厚)になる恐れがあります。 厚くなった角質は、毛穴を開かせたり塞いだりしてニキビの原因にもなります。また、メラニン色素を含んだ角層が肌に残り続けるため、シミの原因にも繋がってしまうのです。 これらを防ぐためにも、NMFになるアミノ酸の摂取が大切です。
蜂の子には、NMFとなるグリシン、アラニン、セリン、プロリン、アルギニン、グルタミン酸、トレオニン、などのアミノ酸が含まれています。 また、蜂の子はコラーゲンの材料になるアミノ酸も豊富に含んでいるため、ハリのある肌へと導き、アンチエイジングも叶えてくれるのです。
蜂の子にはアミノ酸だけでなく、美容に欠かせないビタミンも多く含まれています。
中でも、ビタミンCは肌の弾力を担うコラーゲンを作ったり、シミの元になるメラニンの生成を防いだりして美肌力を高めてくれます。 その他に、美肌の大敵であるストレスを和らげるビタミンB1とパントテン酸。皮脂の増加の原因になる脂肪の蓄積を防ぐビタミンB2や、血行を促して代謝を高めるナイアシンなど、蜂の子には女性の美肌レベルを高めるビタミンが多いのです。
蜂の子に豊富に含まれるトリプトファンやメチオニン、ナイアシンやマグネシウムは、神経伝達物質であるセロトニンの生成に必要な栄養素です。 このセロトニンは、幸せホルモンとも呼ばれており、ドーパミン(快楽、喜びなど)やノルアドレナリン(驚き、恐怖)などの情報をコントロールして精神を安定させる役割があります。
ですから、セロトニンの生成に必要な栄養素を摂取することで、更年期に起こりやすいイライラや不安を緩和することができます。 また、セロトニンには、副交感神経の働きを高めて自律神経のバランスを整える働きがあるため、更年期障害の代表的な症状である動悸やめまい、不眠などを防いでくれるのです。
セロトニンの低下の原因には、女性ホルモンの分泌の減少が関係しているといわれています。 このため更年期は、蜂の子といったセロトニンの生成に必要な栄養素が多く含まれる食品を積極的に取り入れ、若々しい体を実現しましょう。
新しい骨を作る骨代謝には、女性ホルモンのエストロゲンが深く関係しています。 更年期は、このエストロゲンが大きく減少してしまうため、骨量を維持するためにもカルシウムを十分に摂取することが大切です。
蜂の子は、カルシウムとその吸収を助けるマグネシウムを含んでいるため、丈夫で強い骨づくりをサポートしてくれます。
さらに、鉄とその吸収を助けるビタミンCや、血行を促進するアルギニンとナイアシンを含んでいるため、更年期による貧血や冷えも防いで元気な体を叶えてくれるでしょう。
(参考)
美容なら蜂の子!
http://rojiura.x0.com/2008/10/post_517.html