タイ産のローヤルゼリー

日本で流通しているローヤルゼリーの産地は、そのほとんどが中国産となっています。
国産品は5%にも満たないといわれています。

中国では、ローヤルゼリーを採取するための養蜂場を、日本輸出専用農場として開拓し、環境保全にも配慮しており、農薬や抗生物質を厳しく規制しています。
環境汚染が懸念されている中国ですが、ローヤルゼリーの採取においては、環境と品質の保持に力を注いでいるため、品質の良いローヤルゼリーを採取することに成功しています。
環境問題さえクリアしていれば、中国は豊かな自然と種類豊富な花々、広い国土により、ミツバチにとって非常に良い環境をもった国なのです。
そうした理由からローヤルゼリーは産地において、ほとんどのシェアが中国産となっているのですが、もうひとつ、注目すべき産地があります。

それは、タイです。
タイは温暖で過ごしやすい気候と、咲き乱れる花々、公害の存在しない豊かな自然環境から、世界最高水準の養蜂環境を誇っているといわれています。
そうした恵まれた環境で育まれるタイ産のローヤルゼリーは、国産や中国産のものと比べて、より多くのミネラルを含んでいます。

また、日本の企業がタイ現地でローヤルゼリーを生産しているというケースも多く、農産物の無農薬栽培も盛んなことから、品質と、特に安全性の高さが評価されています。

ただ、ひとつネックがあるとすれば、日本との距離です。
ローヤルゼリーは鮮度が重要で、新鮮なうちに輸入して市場へと出す必要があります。
そうした鮮度の点から、タイ産は中国産や台湾産、国産の製品よりも劣ってしまうという側面があります。

しかし、恵まれた環境と高い品質。
そして、口に入れる食品として非常に大切な安全性。
国内でほぼ全てのシェアを誇る中国産。
環境汚染が取り沙汰されることもある中国。
そのイメージから、どうしても敬遠したいという方は、タイ産のローヤルゼリーをためしてみてはいかがでしょうか。

栄養価においても優れるタイ産のローヤルゼリーが、きっとあなたの健康習慣をよりよいものにしてくれるでしょう。