グレインフリーキャットフードについて

グレインフリーキャットフードについて

猫は雑食? いえ、猫も立派な肉食動物なのです。
実はライオンでも、サバンナで喉が渇けば果物や草も食べる事もあるのです。
しかしながら、そうした肉食獣達はこうした植物を摂る事には長けてはいません。
それは長い進化の過程で、肉を消化する事に秀でて来たからにほかなりません。
腸の消化が草食動物とは違うからなのです。

代表的な草食動物の家畜の腸の長さと比較してみましょう。
馬で約三十m、牛で約六十m、羊だと何と七十mを超えています。
これに対して肉食獣のライオンで約八m、猫だと約二m程しか無いのです。
ではどうやって、同じ哺乳類である肉食獣達はビタミンを補っているのでしょうか。
草食動物の多くは腸管が長い為、時間を掛けて食事を摂りそして、それをゆっくり消化していますが、肉食獣達はこの草食獣を餌としています。
つまり、自然で生きている肉食獣達は草食動物を狩ると同時に、その体内にある栄養素も摂っている事になります。

しかし、ペットとして飼われている猫は少し事情が違います。
本来肉食動物である猫には、アミラーゼという、穀物など炭水化物を消化するために必要な酵素を持っていません。
そのため、炭水化物が入っているフードを与えると、消化に時間がかかり、胃腸に負担がかかってしまい、消化不良などを起こしてしまいます。
また、本来食べない炭水化物によって、穀物アレルギーを起こしてしまうこともあります。

こちらのサイトにも書いてあるように穀物を使用していないグレインフリーのフードは、消化が良くなり、猫にとって必要な栄養を吸収しやすくなっています。 そのため、グレインフリーのフードを与えることによって、便秘や下痢など、猫に起こりやすい消化器のトラブルを防ぐことができます。
また、サンプル品などから試して愛猫に合うものを選ぶと良いでしょう。詳しくはこちらのサイト

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