キャットフード定時餌給餌法とはどのようなものなのか

キャットフード定時餌給餌法とはどのようなものなのか

猫を飼うことになった場合、特にはじめてだと、食事の与え方に悩んでしまうと思います。
フードの与え方にはいくつかの方法があります。
まず、自由気ままな猫や食欲にムラがある猫の場合、そして、飼い主さんが不規則な生活の仕事を行っている場合など、好きな時間に好きな量のフードを与えることを自由採食法と呼びます。
それに対して、1日に量と時間を決めてフードを与えることを、定時餌給餌法と呼びます。

定時餌給餌法は、猫の総カロリーをコントロールすることができるので、愛猫の健康のためには、できれば取り入れたい方法です。 時間をきちんと決めておけば、ペットもその時間に催促する様になるのです。
しかし、ペットには個体差があり、キャットフードを食べる好みや量も違います。
複数飼っていると好きな餌皿に行ってしまい、コントロールが難しいと言うデメリットが存在します。
餌やりで猫が食べ残す程の餌を入れてしまうのも大問題です。
食べ残したキャットフードを食べてしまい、それが原因で嘔吐や下痢を起こすのです。
例えば料理を作って、調理が済んでそのまま鍋を放置したとします。
一般的に細菌類は、三十~四十度位で繁殖率がもっとも高くなります。
殆どの家庭は部屋が適温に設定されている事が多いので、二十度程度でも菌は繁殖して行きます。
繁殖の旺盛な細菌なら、夏場なら二~三時間程度で食中毒になる細菌数に到達する訳です。

食べ物の放置がどんなに怖い事かをよく考えて、自分が食べる立場で愛猫にキャットフードを与えましょう。

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