キャットフードの低マグネシウムを与える利点とは

キャットフードの低マグネシウムを与える利点とは

猫の病気の原因の第一位がこの泌尿器系の病気です。
では、どのようなものがあるのでしょうか。
泌尿器系の病気の半分を占めているのは、尿石症、膀胱炎、腎不全、尿道閉塞です。
オスは尿道が細く長い為、尿石症になった時に尿道閉塞を起こし易く、メスの場合は尿石が膀胱壁を傷つけ、膀胱炎にかかり易い傾向があるのです。

尿路結石を治療している猫、泌尿器系の持病を持ってする猫のために、再発防止のために、専用のフードを与えて、食事療法を行うこともとても大切なことです。

腎臓に持病がある猫には、低マグネシウムのキャットフードを選ぶことが必要です。
マグネシウムは、ストルバイト結石という、尿管が詰まる結石を作り出す原因となったり、過剰に摂取してしまうと、有害物質ともなることがあるミネラルです。
そのため極力与えないことで、尿路結石の予防となります。

しかしマグネシウムをまったく必要としていないわけではなく、マグネシウムが欠乏すると、猫の骨や歯をつくったり代謝を促すはたらきが失われてしまいます。
そのため、腎臓に不安がある猫には、低マグネシウムを謳っているキャットフードを選ぶようにしましょう。
また腎臓ケアについてはこちらのサイトにも詳しく書いてあります。

具体的には、0.09%前後が低マグネシウムの目安となります。
また、低マグネシウムのフードを与える場合には、水分補給を効率よく行いましょう。
キャットフードのアレルギーでお困りの方はこちらのサイトをご覧ください。

page top