キャットフードの手作り時イカが厳禁なワケ
古くから猫と人間は、付かず離れずの良い関係を築いてきました。
基本的に猫を飼う場合には、ご飯はキャットフードを与えるのが栄養の面でも基本です。しかし、愛猫のために手づくりフードを与えているという飼い主さんも多くいらっしゃいます。
手づくりフードには、自分で選んだ素材を使い、自分で調理をすることによって、安心できる食べ物を与えられる、愛猫の好みにあったフードを与えることができる、といったメリットがあります。
手づくりフードを与える場合、「猫に与えてはいけない食べ物」に注意をする必要があります。
ネギやチョコレートなどの他に、生イカも与えていけない食べ物です。
古くから「猫に生イカを食べさせると腰が抜ける」と伝えられているほど、猫にとって良くない食べ物であることは知られています。
イカが猫にとって良くない理由は、イカに含まれているチアミナーゼという酵素が、猫の体内のビタミンB1を急激なスピードで壊してしまいます。
人間と同じく猫にとってもビタミンB1は大切な栄養素のひとつです。さらに、猫は人間と比べて、7倍ものビタミンB1を必要としています。
そのため、ビタミンB1が不足をしてしまうとエネルギーが作られなくなり、フラフラして、足が立たない状態になってしまうのです。
加熱をした状態であればチアミナーゼはなくなってしまうため、スルメなどは問題はありませんが、手づくりフードに生イカを与えるのは絶対に避けましょう。
また、市販のキャットフードについてはこちらのサイトをご覧ください。